定期的に洗濯槽のお掃除をする

 

界面活性剤を使ったお洗濯では、その成分やすすぎ切れなかった汚れが洗濯槽に付着し、湿度の高い環境の中でカビや雑菌の温床となりがちです。
石けんでのお洗濯は、硬度成分によって界面活性剤の濃度が薄まったりアルカリ度が弱くなったりすることで界面活性作用を失いがちで、そういった有機物が更に付着しやすい傾向にあります。
 
 
こんな時には、酸素系漂白剤を用いた洗濯槽の掃除がおすすめです。




酸素系漂白剤には、染み抜き・漂白・殺菌といった効果があります。
 
 
液体の酸素系漂白剤は、過酸化水素の希薄溶液であり、酸性の液体です。このため、染み抜きには使えますが、洗濯槽の掃除には不向きです。
また市販の液体の酸素系漂白剤の製品は、過酸化水素以外の成分として合成界面活性剤をはじめ、さまざまな成分が入っています。染み抜きや漂白にお使いの場合でも、それが本当に安全で必要な成分かどうかの確認が必要です。
 
 

粉末の酸素系漂白剤は、わりと安定した状態である過炭酸ナトリウムが用いられています。
過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素が2:3の比率で混合された付加化合物です。水に溶けるとpH10.5の弱アルカリ性を示し、40℃以上の水温では過酸化水素が発生します。


この過酸化水素Hは不安定で酸素を放出しやすく、非常に強力な酸化力を持つヒドロキシラジカル(・OH)を生成しやすいことから、漂白・消臭・除菌の3効果を発揮します。このヒドロキシラジカルは活性酸素のひとつで、とても反応性の高いものです。










過炭酸ナトリウムは、普段のお洗濯やお掃除にも幅広くお使いいただる、とても便利なものです。


アルカリ性のため肌刺激があること、タンパク変性作用があるためウールやシルクなどの動物性タンパク質の繊維製品には使えないこと、40℃以上のお湯に溶かすことにより穏やかに効果を発揮すること(60℃以上では反応が急激で過剰になることに注意)、反応が穏やかに進むので浸け置きが必要であること、などを知っておくと、さまざまな場面での活用に生かすことができます。


※過炭酸ナトリウムの使用量

  洗濯槽の掃除………10Lにつき100g
  染み抜き…………… 2Lにつき  10g


過炭酸ナトリウムを用いた洗濯槽の掃除については、他サイトですがこちらに分かりやすく載っていますのでご参考にしてください。
→母ちゃんはお家でお仕事 過炭酸ナトリウムの使い方;洗濯槽編 
 


万能選手のように思える過炭酸ナトリウムですが、含まれる過酸化水素は皮膚刺激性があり、完全分解に至るまでには水生生物に影響を与えるものであることを十分承知の上で、使用量が過剰とならないよう注意しなければなりません。



 



この「お洗濯のポイント」で述べてきたことと重複する点もありますが、一度きれいにした洗濯槽に汚れ(黒カビ)を付着させないために心がけたいことをまとめてみました。
 



 

洗濯槽をより長くきれいに保つために

 

1、洗濯機のふたは開けて置き、中に湿気がこもらないようにする。
2、洗濯物は洗濯機の中ではなく、洗濯かごの中などに保管する。
3、充分な量の水を使って、汚れと界面活性剤をしっかりすすぐ。
4、洗剤や石けんは過剰に使用しない。
5、洗剤や石けんは、溶け残りがないようにあらかじめしっかり溶かす。







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