「香害」は「公害」である

 

日本では、アメリカのP&G社の香り付き柔軟剤「ダウニー」が人気になり、2008年に「香りブーム」が作られました。P&Gジャパン・花王・ライオンといった国内の大手3社が揃って香り付き柔軟剤を発売し、現在は、強い芳香性を謳う製品やにおいの強い洗剤が売り場の大半を占めるに至っています。
 

 
また、体臭などを不快なにおいとして異常なほど気にする風潮がメディアによって広がり、消臭剤や除菌剤、制汗剤が多用されるようにもなりました。
 

 
その結果、学校や職場、電車内などで合成香料のにおいをつらく感じる人が増え、健康を害する人が増えたのです。化学物質過敏症では、学校へ通うこともできない子供たちや、ほぼ寝たきりの生活となってしまった人もいます。
こういった化学物質に過敏症状を呈する人は、日本の人口の8%、1,000万人にもなるといわれていますが、無意識のうちに影響を受けている人も多いことを考慮すると被害の実態がまだ十分明らかになっていないのも事実です。



 



このように「他人の使っている芳香性の製品で体調が悪くなる」というこの状態は、公害になぞらえ「香害」と呼ばれるようになりました。
確かに表面的にはそうなのですけれども、その実態はまさに「公害」そのものなのです。

 
 

30品目の置型消臭芳香剤及び消臭剤からの化学物質の放散を調査した結果、これらが必要以上の濃度で空気を汚染しているということが判明しました。
国民生活センターがテストした15銘柄の製品のうちでも、13銘柄が基準値を超えていたそです。
 
 

香料だけではなく、消臭剤に含まれる除菌剤にも毒性があり、血中で活性酸素を生じ、血管壁を傷つけるなどして血管の老化を促進することが分かっています。
このような芳香・消臭剤は、トイレやATM、車内のような密室では空気中の濃度が上がって危険度が増します。気温の高いときや炎天下の車内では温度が上がるため、大量に揮発し、さらに危険度が増すのです。
 
 

多環ムスク化合物HHCB とAHTNにおいては、致死影響が確認されない濃度においても有意な影響が確認され、生体へ影響を及ぼすことが明らかになっています。研究を繰り返し決められたはずの安全な使用量、安全な濃度というものは、実際には目安にすらなっておりません
 
 

このような空気汚染は広がり続けています。大気という誰もが接するものを介して、だれもが影響を受けるだけではなく、環境にも負荷を与えているのです。
そして、自然の状態ではありえない濃度で拡散される香料は、自動車排気ガス、PM2,5、工場排気ガス、たばこの副流煙…それらと同じ大気汚染物質そのものなのです。
 
 

 
「香害」は、新しい公害です。
 
 
行政の公共の場における早急な規制ももちろん求められるところですが、腰の重い行政や分かっていながら方針を変えられないメーカーの対応を待つのでは遅いのです。
まずは自分たち消費者が自分のために正しい情報を知り、判断して、行動を起こす。
何よりも大切なのはそこなのではないでしょうか。










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