脂肪酸による石けんの性質

 


基本的に、炭素数が少ない脂肪酸で作った石けんは親水基の影響が大きいため、冷水に溶けやすくなりますが、油汚れに対する洗浄力は弱い傾向にあります。
逆に炭素数が多くなると、親油基の影響が大きくなり油汚れに対する洗浄力は上がりますが、冷水に溶けにくい石けんになります。
 
 
また、飽和脂肪酸で作った石けんは硬く、不飽和脂肪酸の石けんは柔らかく溶け崩れやすくなります。不飽和脂肪酸の石けんは酸化しやすいという特徴もあります。
こういったことから、目的に応じた石けんにするために、原料の油脂の配合が大切になります。







 

1、ラウリン酸Na

 
起泡力に優れ、冷水に良く溶ける。耐硬水性が良い、硬い石けんになる。洗浄力は、もっと炭素数の多い脂肪酸Naから見ると弱い。ラウリン酸自体は抗菌・抗炎症作用があり、ラウリン酸Naになると皮膚刺激が強めである。
    

       

2、ミリスチン酸Na

 
ラウリン酸よりも水溶性は劣る。泡はキメが細かく持続性が良い。
 
 
分子量の小さいラウリン酸Na・ミリスチン酸Naは、皮脂だけでなく角質細胞の間にある細胞間脂質(コレステロール)まで落としてしまうため、皮膚刺激が強いとされています。 
 


 

3、パルミチン酸Na

 
50度以上で水に溶けやすく、泡持ちが良い。
 



 

4、ステアリン酸

 
60度以上にならないと溶けにくいが、洗浄力は強い。起泡力は弱いが泡持ちは良い。
 
 
パルミチン酸Na・ステアリン酸Naは、皮脂の主成分であるスクワレンを洗い流しますが、細胞間脂質(コレステロール)を洗い流さないため皮膚刺激が弱いとされています。
 



 

5、オレイン酸Na

 
オレイン酸自体は肌を柔らかくする効果があるが、過剰になるとアクネ菌のエサとなってニキビを作りやすくなる。オレイン酸Naは冷水にもよく溶け、耐硬水性が良い。きめ細かい泡になる。皮膚刺激は弱く、皮脂の主成分であるスクワレンを洗い流さないが、細胞間脂質(コレステロール)を落としてしまうので肌の弱い人は時間をかけずに洗うなどの注意が必要。
 



 

6、リノール酸Na

 
オレイン酸石けんより柔らかく、水に良く溶ける。洗浄力は弱い。
 



 

7、リシノレン酸Na

 
硬く水に溶けにくい。洗浄力・起泡力は弱い。透明石けんの材料になる。








※石けんに関するサイトです。
 私がまとめるよりも格段に分かりやすく載っています!

ひよこノート 石けんの脂肪酸
石鹼百科 各種脂肪酸石鹸の溶解度
むぎちゃんの石けん日記 脂肪酸







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